学位プログラムの現場の責任者である学部長・学科長をはじめとして、学長補佐やセンター長、プログラム主任など、様々なミドルマネジャー教員には、質の高い学位プログラムの設計や導入、学修成果の可視化、全学共通教養教育の再構築などに関してミドル・リーダーシップを発揮することが求められています。ミドルマネージャー教員にはどのような資質能力が求められるのか、その育成はどうすればよいのか。トップマネジメントからの提言とミドルマネジメント経験者の実践報告をもとに、参加者とともにワークショップを行いました。



| 日時 | 2023年2月26日(日) 13:00〜16:30 |
|---|---|
| 会場 | 株式会社内田洋行 東京 ユビキタス協創広場 CANVAS(東京都中央区新川2-4-7) |
| 主催 | 大学リーダーシップ研究会 |
| 参加者 | 56名(一般参加48名/主催・事務局7名/登壇者1名) |
参加者数は、研究会が保有する第1〜9回の統合参加者データ(v13)にもとづく集計です。申込記録を基礎としているため、当日の実数とは若干の差がありえます。
大森学長は、ミドル教員に対して「ビジョナリーであること」「学習者であること」「責任感・判断力・提案力を持つこと」の3つを提示し、「学位プログラムの責任者として、全ての学生をディプロマポリシーにたどり着かせる道筋を作ることがミドル教員の使命です」と述べました。
榊原教授は、芝浦工業大学の30時間の新任教職員研修プログラムを通じて「教員間の横のつながりが生まれ、教学マネジメントに関する共通言語が形成された」と述べ、「他大学の状況を知ること」の重要性を訴えました。山本は、学部長が教員の代表であると同時に学生の責任者でありカリキュラムの責任者でもあることを指摘し、吉村はトップと現場の思いのすれ違いを調整する役割を、成田は教養教育と専門教育をつなぐ役割を報告しました。
8グループで「ミドル教員の役割」「求められる資質能力」「育成」の3テーマを議論しました。ミドル教員の定義や範囲、選出方法、育成プログラムの内容など、さらなる検討が必要な課題も明らかになりました。2023年3月22日の『教育学術新聞』に記事が掲載されました。
ミドルの役割が言語化されたことへの言及が中心です。「学部長は学生・教員・学位プログラムに責任を持つ」という整理が繰り返し現れます。教員と職員の双方がワークショップに参加したことを評価する記述も複数ありました。
| 研究会全体の満足度 | 4.72 | |
|---|---|---|
| 基調講演 大森 昭生 | 4.67 | |
| 特別講演 榊原 暢久 | 4.56 | |
| 事例報告1 山本 啓一 | 4.50 | |
| 事例報告2 吉村 充功 | 4.39 | |
| 事例報告3 成田 秀夫 | 4.33 | |
| ワークショップ | 4.61 | |
| シェア・質疑応答 | 4.17 | |
| 仕事との関連性・有用性 | 4.67 |
参加者アンケートの回答は18件(回答率32.1%)です。満足度は5段階で、数値が大きいほど高い評価を示します。
本研究会はJSPS科研費 基盤研究(C)「教学マネジメントにおける学部長等のミドルリーダーシップ研究」(研究代表者:山本啓一)の助成を受けて開催しました。