大学リーダーシップ研究会は、2018年10月14日に発足しました。発起人4名の編著『今選ぶなら、地方小規模私立大学!〜偏差値による進路選択からの脱却〜』(レゾンクリエイト、2018年)の出版記念を兼ね、研究会の発足を広くお知らせする場として開きました。
首都大学東京理事の吉武博通先生による特別講演と、編著者4名によるトークセッションを行い、その後、参加者の懇親の場を設けました。参加者の所属は大学・短期大学のほか、出版社・予備校・調査会社にもわたっています。




| 日時 | 2018年10月14日(日) 14:00〜17:00(13:00受付開始) |
|---|---|
| 会場 | 株式会社内田洋行 東京本社 ユビキタス協創広場 CANVAS(東京都中央区新川2-4-7) |
| 定員 | 40名 |
| 参加費 | 4,000円(軽食・書籍付き) |
| 主催 | 大学リーダーシップ研究会 |
| 参加者 | 53名(一般参加43名/主催・事務局7名/登壇者3名) |
参加者数は、研究会が保有する第1〜9回の統合参加者データ(v13)にもとづく集計です。申込記録を基礎としているため、当日の実数とは若干の差がありえます。
開会にあたり成田秀夫(河合文化教育研究所)が、研究会発足の背景と、編著の出版に込めた思いを話しました。参加者に向けて、研究会をともに作っていきたいと呼びかけ、開会の挨拶としています。
続いて、立教大学経営学部教授の中原淳先生からのビデオメッセージを上映しました。中原先生には編著のなかで特別対談にご登場いただいています。メッセージでは、本研究会によって大学組織を作り直す機運が生まれたこと、そして小規模大学がその規模に見合った経営を考えるという発想への励ましをいただきました。
首都大学東京理事の吉武博通先生に、「大学を活性化するリーダーのあり方」と題してご講演いただきました。大学にふさわしいガバナンスとマネジメントをどう確立するか、大学における組織変革と組織開発をどう進めるかが主題です。
大学改革で重要なのは「車窓の景色を変えていくこと」である、という指摘がありました。改革のために行動することで学生や大学の様子がどう変わっていくのかを、関係者に見せていく必要があるという趣旨です。
編著者4名が登壇し、「地方大学の役割と組織開発」をテーマに話しました。各大学の状況を共有したうえで、取り組みの経緯と背景、それが組織の文化としてどのように定着していったのか、これからのビジョンと課題という順で議論しています。
山本啓一(北陸大学)は、他大学から移って学部長候補者となった立場から、まず学部のミッションとコンセプト(マネジメント力の育成)を明確にしたこと、すでにいる教員と教育のあり方を論争するのではなく、新しく導入した教育プログラムを通じて学生が育つ姿を見せることで改革の側に引き込んでいったこと、今後は地域の高校教員や社会人を対象としたリカレント教育に踏み出したいことを話しました。
第二部の懇親会では、大学関係者のあいだで情報交換が行われました。大阪大学の佐藤浩章先生をはじめ、大学教育に関わる方々にご参加いただいています。